VoLTE とは LTE(高速データ通信サービス)を活用した「高音質の通話サービス」です。
読み方は「ボルテ」で Voice over LTE の略。 ちなみに LTEはLong Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)の略です。
簡単に言えば「データ通信で高音質の電話が出来る」サービスです。
・データ通信での通話
・高音質で通話できる
・電話しながらでも他のアプリの通信がスムーズ
ご注意:より詳しい説明は下記解説をご覧ください。
また、利用できるのは同キャリア間でのみ、VoLTE対応機種でのみ、対応エリアのみ等、特定の条件が多々あるので各携帯会社にご確認ください。
※この記事情報は2016/10/5時点のものです。
VoLTEサービスはdocomo 2014 夏モデル スマートフォン/タブレットから始まり、今では au、softbankでも利用できます。※対応機種に限る
スポンサーリンク【VoLTE とは?】
今までの携帯電話・スマートフォンでの通話は「回線交換(※1」によって行われていましたが、VoLTE は LTE回線を使った「データ通信による通話」となっています。
ただ、データ通信で電話を行うと音質が悪くなったり通話が途切れたりしてしまうことがあります。電話中に通話が途切れてしまうのは困りますよね。
そのため、今までは電話は「回線交換」で、その他のメールやネットなどは「データ通信」で。と分けて行っていたのです。
しかし、VoLTEでは「安定した通話品質」を保ちつつ「高速データ通信」によってクリアな音質通話を実現させています。
さらに高速な発着信も可能。従来の仕組みに比べ、電話を掛けるとすぐに接続できるようになりました。
つまり、VoLTE はデータ通信通話の高品質版といえるでしょう。
※1 ここでは3Gネットワークの回線交換網を指す
【高速マルチアクセス】
VoLTE のもうひとつの魅力は「高速マルチアクセス」です。
電話をしながら地図アプリを使って道案内をする。なんて場面を経験をしたことはありませんか?
スマホなら理屈では可能ですが、電話を使用しながら地図アプリを起動・通信を行うような場合、どうしても(電話と他のアプリへの)アクセスに時間がかかってしまいます。
しかし、VoLTEなら通話中のデータ通信「高速マルチアクセス」のお蔭でストレスなくマルチタスク利用が可能になりました。
【VoLTE を利用できる主な条件】
◎LTEで接続していること
◎VoLTE対応の機種同士で、同じ携帯電話会社であること(かける側、受ける側 両方)
◎VoLTE 通話対応エリア内であること
ただし、同じVoLTEという名前のサービスでも docomo、au、softbank で異なる使用条件が発生する場合があります。
【通話料金?パケット料金?】
データ通信であるVoLTEの使用料は通話料金になるのかデータ通信料金になるのか疑問を持つ方も多いと思います。
基本的には「通話料金」として扱われ、データ通信料はかからないとされています。
もちろん、VoLTE通話には通話料金がかかるので通話定額制サービスの利用を検討してみるのもおすすめです。
ご注意!
ビデオコールのような映像を使った通話など一部 サービスでは「通話料」と「パケット通信料」がかかります。
また、今後、新しいサービスと組み合わせるような仕組みが生まれれば、無料期間キャンペーンなどもあるでしょうからパケット定額サービスに加入していないと利用料金が高額になる場合も考えられます。
VoLTEをご利用の際は「通話料金」「データ通信料金」「利用料金」なども併せて各携帯会社にご確認ください。
VoLTE対応機種を使用している者同士であれば高音質の通話が長時間可能なので、スマートフォンで電話をよく使うという方には魅力的なサービスです♪
(`∀`〇)
※この記事に書かれたVoLTEに関する情報は Android 機種での解説であり、iPhoneでは異なる場合があります。ご注意ください。
※この記事情報は2016/10/5時点のものです。
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