なんとなくわかるけれど Bluetooth って結局 何の事だろう?と思ってる方は多いのではないでしょうか。
Bluetoothとは近距離無線通信の規格のひとつです。
対応している機器同士なら、数m~数十mぐらいの距離で無線でのデータ通信を行うことが出来ます。
Bluetooth は電力が少なくて済むため簡単なデータ通信のやり取りに用いられる技術。また、通信機器自体が小型化できるのでイヤフォンなど比較的小さな機器にも多く取り入れられています。
スマホなら対応イヤフォン、スピーカー等とワイヤレス接続が可能。今、流行りのスマートウォッチもBluetoothで接続するんですよ。
最近はコンパクトで低音も心地いい Bluetooth スピーカーも人気で多くの種類がありますね。ハンズフリーで通話ができるのも便利。
もちろんPCとの相性もよく、マウスやキーボードも Bluetooth で配線の無いすっきり使えるワイヤレス接続が可能となります。
ただし、使いたい機器がお手持ちの機器(スマートフォンなど)に対応しているかどうか確認することが必要となります。
機器には対応機種の記載があるので、ご自分のスマートフォンと合っているかを確認して選びましょう。
今回はこの「Bluetooth」についてわかりやすく、そして少しだけ詳しく説明しますね。
スポンサーリンク【スマートフォンと Bluetooth 対応機器を接続する方法】
Bluetooth 対応機器同士なら、電波を使って数m~数十mぐらいの距離での無線通信が可能です。
具体的には音楽のようなデータ容量の少ないデータを送受信出来ます。
例としてスマートフォンとワイヤレス・イヤフォンで Bluetooth 通信する場合は、
「ペアリング」という設定を行う必要があります。
文字通り機器同士にペアを組ませるのです。
Bluetoothは1対1で通信するため機器同士お互いを認識させないと通信することができません。
機器を接続したい場合はまずペアリングを行いましょう。
設定はとても簡単です。
◆Bluetooth 機器との接続方法
スマートフォン側の操作・設定方法を紹介します。※機器によっては先に製品をペアリングモードにする必要があります。詳しくは取扱説明書を確認してください。
1.「設定」→「Bluetooth」をタップします。
2.BluetoothをONにする。
3.接続できるデバイス名(今回はイヤフォンのこと)が検出されます。
4.目的のデバイス名(機種名や型番などが表示される)をタップします。
5.「接続済み」の表示が出れば完了です。
今回はBluetooth対応のイヤフォンを例にしましたが、他の機器でも基本は同じような手順で接続可能です。
※スマホ機種により手順や設定名称が異なる場合があります。予めご了承ください。
【Bluetooth 解説】
接続手順を見て分かる通り、Bluetoothは他の無線設定と比べて簡単に繋げられるような仕組みが出来上がっています。
難しいことが分からなくても Bluetooth を利用することが出来ますが、もっとBluetoothのことを知りたいという方の為に少しだけ詳しく解説したいと思います。
知ってるとちょっと役に立つかも?
◆バージョン
Bluetoothの規格には「バージョン」があり、バージョンアップすることで技術的に進化していますが基本的な仕様は変わらない(利用者側が変えなくてもよい仕組みになっている)のでバージョンの違う機器でも通信できます。
ただし、接続時には低いバージョンで統一されて通信するため、最新バージョンの能力を発揮させたい場合は機器同士を新しいバージョンで揃えて接続するほうがよいでしょう。
例:バージョン4.0とバージョン5.0の機器で繋いだ場合、通信はバージョン4.0で行われます
◆クラス
Bluetoothには「クラス」という電波強度の差があります。強度によって通信距離に差がでますが繋げる機器同士が同じクラスである必要はないです。
ちなみに通信距離が一番長いのが「Class 1」で約100m、「Class 2」は10m、「Class 3」は1m
◆プロファイル
あまり耳にしないと思いますがBluetoothには「プロファイル」というものがありまして、これが双方の機器で対応していないと繋がらないので注意が必要です。
その種類は英文字でわかりにくいため省略しますが、「機器同士が繋がることが明記されている」製品を選ぶようにすれば問題ないです。
具体的には、イヤフォンであれば記載されている「Xperia ○○」などの機種名や「Android ○○以上」などのバージョン名などが、ご自分のAndroid スマートフォンと合っている製品かどうかを確認して選ぶようにしましょう。
【まとめ】
簡単に言っちゃうとBluetoothとは近距離で使う無線通信と考えればOKです。
スマートフォンで使うイヤフォンやスピーカー、スマートウォッチなど短い距離で通信するアイテムと相性がよい無線通信なのです。
ワイヤレス・キーボードはタブレット端末をパソコンのように使えて勉強やお仕事も捗りそうです。
車を運転する人であれば Bluetooth FMトランスミッターもおすすめのアイテムですよ。
参考記事:FMトランスミッター 周波数の合わせ方
また、電力の消費量が少ないのも魅力ですよね。
赤外線通信と違って端末同士の方向を合わせる必要もなくスマートに通信出来るところも嬉しい点です。
注意点は対応しているBluetooth機器を確認して選ぶこと。
今後も接続できるアイテムが増えていくことでしょう♪
(*´▽`*)b
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