スマホ/タブレット向けアプリ「Gmail」の使い方をご紹介します。
Gmail は Googleのメールアプリです。Android スマートフォン/タブレットならば最初からインストールされています。
ウェブメールなのでネット上で管理します。容量15GBと無料でたくさんのメールを保存できます。スマホ内にデータを保存しないので容量確保のための定期的なメール削除の必要もありません。メールをよく使う人には嬉しいサービスですよね。
Android スマートフォンをお使いの場合、Googleアカウントは既に持っているでしょうからログインすればすぐに利用できます。
※この記事のアプリ情報は2019/1/13時点のものです。
Gmailは他のメールアプリでは使わない言葉があるため最初は難しく感じることがあるかもしれません。
「ラベル」「スレッド」「アーカイブ」など他のメールアプリでは聞きなれない言葉の意味とその使い方も含め、Gmail の基本操作をわかりやすく説明していきたいと思います。
スポンサーリンク【受信トレイ画面の見方】
◇受信トレイ画面
基本となる画面です。受信されたメールはここに「スレッド」として表示されます。
◇メインメニュー
画面左端から右へスワイプ、または左上メインメニューボタンをタップすると表示されます。
ここから受信トレイや各ラベル、設定画面などを選んで移動できます。
【メールの読み方】
送られてきたメールを読むには「メインメニュー」から「受信トレイ」をタップします。
※起動すると受信トレイが表示されるようになっています。
読みたいメールをタップするとメールが開きます。
【スレッドとは?】
Gmailを読む際に「スレッド」という言葉が出てきます。メールを読みたいのに「スレッドが~」のような言い回しで表示が出ると「なんのことだろう?」とわからなくなりますよね。
昔ながらのメールでは受信メールを一通一通、個別に表示していましたが、Gmailではメールの返信とその後のやり取りをひとまとめにして表示しています。
Gmailではこのメールのまとまりを「スレッド」と呼びます。
受信側、送信側の両方のやり取りがひとつのスレッドとしてまとめられるのでメール内容の前後がより分かりやすくなります。
スレッドの中にある見たいメールをタップすると個々のメール内容が開いて表示されます。全部開くとやり取りが一目で分かるようになります。
※差出人が使用しているメールサービスによって内容が交互にまとまらない場合もあります。
スレッドという仕組みを使ったアプリなのでメールのことをスレッドと呼ぶことが多くあります。慣れるまで少し戸惑うかもしれませんね。
【メールの送信方法】
◇新規にメール作成する場合
1.メール画面右下の「ペン」のマークをタップします。
2.メール作成画面が出ますので「To」に相手のメールアドレスを入力します。件名と本文を書いて画面右上の「送信ボタン(紙飛行機マーク)」をタップすれば送信完了です。
◇返信メールを送る場合
1.メール画面の「返信」をタップします。
2.「To」には返信相手のメールアドレスが入るので、件名と本文を書いて画面右上の「送信ボタン」をタップすれば返信完了です。
【メール整理に役立つ機能】
◆スターで目立つように
気になるメールやあとで見返したい重要メールが目立つよう「スター」を付けられます。
1.メール画面、またはメール一覧画面で「☆」アイコンをタップします。
スターを付けるとあとで説明するラベル一覧などでも目立つようになります。
◆ラベルでメール整理
ラベルとはメールを整理する際に使う機能です。一般的なメールアプリではフォルダで振り分けますが、Gmailではメールにラベルという「名前」を付けて振り分けます。
フォルダと似ていますがラベルの場合「複数の名前のラベル」を付けられます。例えば「仕事メール」と「月末にチェック」というラベル名を付けると、両方のラベル一覧に同じメールが表示されます。振り分け先が複数に該当するときに便利です。
ラベルの付け方(またはラベル変更)
1.メール画面で「メニュー」をタップします。
2.「ラベルを変更」をタップします。
3.今は「受信トレイ」になっています。例として「プライベート」にラベル変更してみます。
「プライベート」にチェックを入れてから「受信トレイ」のチェックを外して「OK」をタップします。
確認する場合はメインメニューから当てはまる「ラベル一覧」をタップします。
今回は「プライベート」のラベル一覧をタップするとメールが見つけられます。
自分のわかりやすいラベル名を作成してメールを整理しましょう。
【読んだメールを保管しておく(アーカイブ機能)】
Gmailで一度読んだメールを保管しておく機能を「アーカイブ」と呼びます。
メールを受信トレイから「すべてのメール」というラベルの無い一覧へ移動させておきます。あとからゆっくり読み返したり、ラベルを付けて整理することが出来ます。
アーカイブの仕方
1.メール画面で「アーカイブ」をタップします。
2.「OK」をタップします。
※アーカイブしたメールは「すべてのメール」一覧にあります。
参考記事:Gmailのアーカイブとは
【メールの削除方法】
1.メール画面で「ごみ箱」をタップします。
2.「これら一見のスレッドを削除しますか?」と表示されるので「OK」をタップします。
※PC版のGmailではスレッドではなくメール一件のみ削除することもできますがアプリ版ではできないようです。2019/1/13時点
削除したメールは「ごみ箱」へ移動します。ごみ箱に入れられたメールは30日後に自動的に完全削除されます。
「ごみ箱を今すぐ空にする」をタップすれば30日を待たずにごみ箱内、全てのメールを削除できます。
【Gmail まとめ】
皆さん おそらく、今まで使ったことがあるメールアプリとは少し違う感覚がしたのではないでしょうか?
Gmailの「アーカイブ」や「ラベル」は使い方さえ覚えればそれほど難しくはなく便利な機能です。使っていくうちにだんだん普通のメールアプリと同じように使えるでしょう。
今回は主に Gmail の基本的な操作の説明をしましたが、今後は機能ごとにピックアップした記事も書いていこうと思っています。
参考記事:Gmail のアーカイブとは
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コメント
Androidスマホを使用し始めて経験浅い後期高齢者です。「メッセージのソースを表示」というサブメニューが表示されません。端末を工場出荷時に最近2度も戻し初期化をしましたが解決できません。Googleサポートに問い合わせしましたが返事がありません。PCでは表示できます。これは仕様ですか?
>かわしま 様
コメントありがとうございます。
おそらく仕様です。
アプリはスマホでは使いやすいですが、機能が省略されている場合があります。こういった場合、ブラウザアプリからウェブ版のサービスを使うと解決する時もあります。
今回はウェブ版のGmailにアクセスします。ChromeなどのブラウザアプリでGoogleにアクセスしてGmailを開いてみてください。
「Gmail」→「読みたいメールをタップ」→「下の方のデスクトップをタップ」→「下の方の簡易HTMLを表示をタップ」→「もう一度、読みたいメールをタップ」→「元の言語で表示をタップ」※設定により順番が変わる場合あり
これでスマホでもメールのソースを表示できると思います。もしかしたらPC版より簡略されてしまうかもしれませんが試してみてください。
参考になれば幸いです。