ibis Paint X で画像背景を透過(透明化)する方法と、透過した画像の保存方法を解説します。
アイコンやロゴなど、背景を透明にして作成したい画像ってありますよね?
そんなとき、普通に保存すると背景色もひとつの画像として一緒に出力されてしまいます。
背景を透過して保存するには、
・背景を透過の設定をする
・保存時に透過PNGで保存する
この2つの操作が必要となります。
特に、「透過PNGで保存する」のを忘れてしまいがちですので、「背景が透過されない」「透過保存できない」という場合は、保存時の手順を確認してみてください。
今回は、Android アプリでの説明になります。
スポンサーリンク【ibis Paint X 背景の透過 方法】
今回は、例としてこの電話機の画像の背景を透過してみます。今は背景色は「白」になっています。
1.「レイヤー」ボタンをタップしてください。
2.「背景」の文字の横にある「チェック柄の四角」をタップします。
2つチェック柄の四角があるので、どちらでもOK!
3.チェック柄の四角をタップすると背景も同じようにチェックの模様に代わり、背景が透過されます。
4.もうひとつの四角をタップすると、暗めのチェック模様の透過背景になります。
加工する際に見やすいほうを選びましょう。
これで背景の透過(透明化)ができました。
【透過画像の保存方法(旧バージョン)】
もし、「背景が透過されない」「透過保存できない」という場合は、保存方法の手順を間違えているのかもしれません。
下記の手順で画像を保存してみてください。※新バージョンでの保存方法はあとで説明します。
1.「戻る」ボタンをタップします。
2.「透過PNG保存」をタップしてください。※PNG保存ではなく透過PNG保存!
3.これで背景が透過したまま画像が保存されます。
完了!
【透過画像の保存方法(新バージョン)】
ibis Paint X の最新版(2024/10/11時点)では、保存画面が少し変わっているので説明しますね。
1.「戻る」ボタンをタップしたら「画像を保存」をタップします。
2.すると画面中央に「画像保存」のメニューが現れるので、「透過」のスイッチをONにしてください。
3.ファイル形式はイラストならPNGのままでよいでしょう。
設定できたら「OK」をタップして保存できます。
これで背景が透過状態で画像保存できました。お疲れ様でした。
「AI超解像x2」というのは、AIで画像を「補正しながら高画質で拡大」するアップスケーラーという機能です。画像が綺麗になる場合が多いのでサイズが大きくなってもよいなら試してみるのもありです。
【まとめ】
今回は、ibis Paint X で背景の透過方法と、透過した画像の保存方法を解説しました。
筆者も、透過PNG保存するのを忘れて「あれ???」となることが今でもあるので、最後の保存方法は覚えておくとよいでしょう。
また、最新のバージョンで保存画面が新しくなったので少し迷いやすいですが、よく読めば基本は同じなので大丈夫です。
知らない間に ibis Paint X にアップスケーラーが付いててびっくりしました。
今後は、うちのサイトでもスマホで使えるAIサービスの解説記事が増えてきそうな予感がします。
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