壁紙ぴったん 代わりのおすすめアプリ【ibis Paint X】

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壁紙ぴったん 代わりのおすすめアプリ【ibis Paint X】 操作・設定

神アプリ「壁紙ぴったん」がストアから無くなって不便になったと感じるひとも多いでしょう。

壁紙ぴったんに似たようなアプリはたくさんありますが、筆者が試したものはどれもイマイチでした。壁紙ぴったんのように簡単にわかりやすく、自分が求める形に壁紙を作ることができません。

筆者も長年、壁紙ぴったんを愛用し続けているのでストアにアプリが無くなったと知ったときは愕然としました。その後、いろいろなアプリを試しましたが、いまだに壁紙ぴったんに勝るアプリに出会うことが出来ません。
 

仕方ないので、考え方を変えて「自分で壁紙ぴったんと同じような加工ができるアプリ」を使うようにしました。

今回は、自動で壁紙を作ってくれるアプリではなく、自分で細かく調整できるアプリ、

「ibis Paint X」の使い方を、画像付きで加工初心者の人にもわかりやすく解説していきたいと思います。

ibis Paint X

ibis Paint X

本格的なお絵描きアプリですが、「壁紙を作るだけなら操作も簡単」です。

しかも、壁紙ぴったんと同じような壁紙を作ることができます!

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【なぜ、壁紙ぴったんの代わりを求めるのか?】

最初にちょっとだけ、壁紙ぴったんが人気だった理由をざっくり説明させてください。

そもそも、壁紙ぴったんが優秀だったのはキャンバス(ベースとなる背景)を、スマホに合ったサイズでいい感じにセットしてくれていたところにあります。

しかし、今ある壁紙アプリはどれも元画像から無理やり壁紙を作ろうとするものばかりなので上手くいきません。

この、壁紙ぴったんが使いやすかった仕様を、ibis Paint X で再現してみようというのが今回のお話となります。

背景となる「キャンバス」が作れる ibis Paint X を使って、ワンランク上のお気に入り壁紙を作ってみましょう!
 

【ibis Paint X 壁紙の作り方】

ibis Paint X で壁紙を作る手順を紹介します。

まず、壁紙にしたい元画像は用意しておいてください。その元画像がうまく壁紙画像になるように ibis Paint X で加工していきます。

また、お使いのスマホの画面サイズ「横幅」「高さ」をメモしておきましょう。

面倒ですが、一回だけです。

サイズの確認方法は、適当にスクリーンショットを撮ってから、Google フォトでそのスクショ画像を開きます。右上の三点メニューをタップすれば「横幅」「高さ」の数値が確認できます。

単位はpx(ピクセル)で、この数値が「お使いのスマホの画面のサイズ」になります。サイズというか「縦横の比率が大事」なのでメモをとっておいてください。
 

◆キャンバスを作る

最初に、壁紙画像のベースとなる「キャンバス」を作成します。

作るのは「ひとつでもOK」ですが、余裕があれば横幅を大きくしたものをもうひとつ作っておくと元画像に合わせて使い分けることができます。

1.ibis Paint X を起動します。

ibis Paint X

2.「マイギャラリー」をタップ、新規で画像を作るため「+」をタップします。

マイギャラリーをタップ~プラスをタップ

3.キャンバスサイズの数値を調整します。

 お使いのスマホの「スクリーンショット画像の縦と横のサイズ」を入力します。例では Xperia 1 V 用に「1096」「2560」と入力してあります。

 数値を入れたら「OK」をタップしてください。

サイズ調整 OK

4.スマホ画面と同じサイズ(比率)のキャンバスができました。

 右下の「戻る」ボタンをタップします。

戻るボタン

5.一度、キャンバスを保存したいので「マイギャラリーに戻る」をタップしてください。

マイギャラリーに戻る

6.キャンバスが保存されました。左上の「戻る」をタップしてください。

左上の戻る

7.今回はもうひとつ「少し横に幅を広げた」キャンバスも作りたいので、左下の「+」をタップします。(※任意)

 横に幅を広げたキャンバスを使えば、ホーム画面で画像の左右スライドできたり、横長の元画像を壁紙にする場合に使いやすいです。

+ボタン

8.キャンバスサイズの「横幅」を先ほどより 400px ほど大きくしました

 この数値はお使いのスマホや好みに合わせて作り直す必要があるかもしれませんが、ひとまず幅(W)を「400px」ほど大きくした数値で作ってみてください。

 入力したら「OK」をタップします。

横幅を400px大きくする OK

9.さっきより少し横幅のあるキャンバスができました。

 右下「戻るボタン」→「マイギャラリーに戻る」をタップしてキャンバスを保存します。

戻るボタン

10.キャンバスがふたつできたので、これで準備完了です。

キャンバスがふたつできた
 

◆キャンバスに元画像を合わせる

さて、ここから壁紙作りの本番です!壁紙にしたい元画像をいい感じの壁紙サイズに仕上げましょう。

1.まず、スマホ画面と同じサイズのキャンバスを選択します。

画面サイズのキャンバスを選択

2.右下の「編集」をタップ。

右下の編集

3.下段の「レイヤーボタン」をタップします。

レイヤーボタン

4.「カメラアイコン」をタップします。このボタンで画像を読み込みます。

カメラアイコン

5.壁紙の元画像を読み込んだら、「二本の指で」画像を好みの大きさに調整しましょう。今回は少し大きくしてみました。

大きさ調整

 下の「移動拡大縮小」ボタンをタップすると、編集ツールのエリアが上下にスクロールできるようになるので、少し下へスクロールしてみてください。

下にスクロール

6.移動量X と移動量Y のスライダーが現れます。Xが横でYが縦の位置を決めているので、このスライダーで位置調整をしてもいいでしょう(ただしやりにくい)。

 わかりにくいため「Yが縦方向!」と覚えておくとよいかも。

XとYの調整

 両方「0」にすると画像が中心にくるので、好みで位置調整してみてください。

 見えにくいですが「緑のチェックマーク」をタップして位置/大きさ調整を完了します。

0に合わせる

7.画像読み込みの画面が表示されたら「キャンセル」をタップしてください。※線画を読み込むためなので今回は使用しない。

キャンセルをタップ

8.次に背景色を決めるため 今、操作しているレイヤーの「目のアイコン」をタップします。

目のアイコンをタップ

9.元画像が非表示になったら、すぐ下のレイヤーをタップしてください。

下のレイヤーを選択

10.下のレイヤーに青い枠が付いていればOKです。下段の「レイヤーボタン」をタップしてください。

レイヤーボタンで戻る
 

◆背景に色を付ける

1.色を付けたいレイヤーを選択した状態で、下段の「ツール選択」ボタンをタップします。

ツールボタン

2.「塗りつぶし」をタップします。

塗りつぶし

3.下段の「カラー」ボタンをタップ。

カラーボタン

4.カラーサークルでお好みの色になるよう調整します。おすすめは「濃い色」か「黒」です。

カラーサークルで色の調整

5.今回は説明をわかりやすくするため「暗い茶色」にしてみました。色が決まったら下段の「カラー」
ボタンをタップします。

カラーボタンで戻る

6.キャンバスのどこでもいいのでタップして塗りつぶしを行います。

キャンバスをどこでもいいからタップ

7.色が塗れました(皆さんはお好みの色でOK)。「レイヤー」ボタンをタップします。

レイヤーボタンをタップ

8.元画像の「目のアイコン」をタップして表示させます。

目のアイコンをタップ

9.元画像が表示されたら、下段「レイヤー」ボタンをタップして戻ります。

レイヤーボタンで戻る

10.右下「戻る」ボタンをタップ。

右下の戻るボタンをタップ

11.「PNG保存」をタップして待ち受け画像を保存します。

PNG保存

12.もう一度、「戻る」ボタンをタップして、今度は「マイギャラリーに戻る」をタップして、この編集状態を保存します。

マイギャラリーに戻る

これでひとまず壁紙作成は完了です!お疲れ様でした。
 

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◆横幅のある壁紙を作ってみよう

先ほど作った壁紙は縦に長い、スマホ画面ピッタリの画像でしたが、今回はある程度 キャンバスに横幅があると作りやすい元画像で壁紙を作る方法を解説します。

先ほど作った「横幅を 400px 大きくしたキャンバス」を使っていきます。

上記の作成手順で、「窓のある海辺のカフェの画像」を壁紙作成しました。こちらは少し横長の壁紙のほうが雰囲気でますよね?(スマホの形ゆえ横長にするにも限界はあります)

PNG保存後、マイギャラリーに戻る

同じく「PNG保存」→「マイギャラリーに戻る」で、画像を保存すると共にあとから再編集もできるようにしておきましょう。
 

◆出来上がった壁紙画像とホーム画面

改めてできあがった画像と、ホーム画面に壁紙設定した状態をみてみましょう。

↓完成した壁紙画像(※サイズは縮小してあります)

壁紙A

壁紙B

↓ホーム画面(※サイズは縮小してあります)。

ホーム画面に壁紙をセット

↓やはり横長に適した画像は横幅を広げたほうが良いように思えます。横長にしたほうの壁紙はホーム画面で左右にスライド表示できます。逆にスライドが嫌いな方は画面サイズぴったりのキャンバスを使えばズレることはありません。

ホーム画面に壁紙Bをセット

いかがでしょう?壁紙ぴったんと同じように作れたと思いませんか?
 

◆背景を透過する方法

背景色を元画像に合わせて変えていくというのも楽しいですが、それは面倒という方は「背景を透明にする」というやり方があります。

透過した部分は、ホーム画面では「黒」一色になりますがラクはラクですね。(スマホ機種によって異なるかも?)

1.「背景のレイヤー」の「目のアイコン」をタップして非表示にします。

目のアイコンをタップで非表示

2.キャンバスを「透過」にします。背景部分が細かいチェック柄みたいになっていればOK

透過ボタンをタップ

3.「戻る」ボタンをタップ後、「透過PNG」で保存 を選んでください。透過PNGを選ばないと背景が透明になりません。

透過PNG保存を選ぶ

これで背景が透明の壁紙が出来上がりました。

透過背景の壁紙C

ホーム画面にセットするとこんな感じになります。スマホ機種により背景色は変わるかも?

ホーム画面に壁紙Cをセット
 

【まとめ】

ibis Paint X で作った壁紙は、壁紙ぴったんで作った画像と変わりないと思います。

新しく壁紙を作りたいときは、同様の操作で作成可能です。

過去に作った編集画像は「マイギャラリー」に残っているので選択後、過去の元画像を削除してから新しい画像を読み込みましょう。

画像を削除するには「レイヤー」→「過去に作った画像レイヤーを選択」→「ゴミ箱アイコンをタップ」で削除できます。
 

また、2つ以上ベースとなるキャンバスを作っておけば元画像サイズにより、横幅が合いそうなキャンバスを選んで壁紙を作ることができます。

最近の android スマホは壁紙にセットするとホーム画面で拡大表示されるなど昔と違う場合があります。ibis Paint X なら、細かい調整でこの問題もクリアできるので、こだわる人にこそおすすめのアプリとなっています。

最初こそ面倒に感じますが、一度キャンバスを作ってしまえば、あとは「再編集」すればいいだけなので、手順さえ覚えれば壁紙ぴったんよりラクかもしれませんね。

一度、試してもらえれば ibis Paint X の優秀さが解ってもらえると思いますよ♪
(*´▽`*)b

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