最近のニュースで「楽天モバイルがauの回線を使うのをやめる(auローミングが終了する)」という話題が出ています。
これを聞いて「10月からはスマホが圏外になって、繋がらなくなっちゃうの?」と不安になった楽天モバイルユーザーの方もいるかもしれません。
これは事実であり、一部地域を除いて楽天モバイルへのauローミングは9月末までとされています。※延長はあるかもしれませんが、ユーザー目線としては終了を覚悟していた方が無難でしょう。
楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について | KDDI
簡単に言うと、10月からは地域によって楽天モバイルでの通信が繋がりにくくなる可能性があるということです。
楽天モバイル利用者の方からすれば、とても不安ですよね。
通信に詳しくない方からすれば何が何だかわからないのも、うなずけます。
この記事では、電波や通信の仕組みに詳しくない方でもわかるように、いま何が起きていて、これから楽天モバイルユーザーはどうすればいいのかを優しく解説します。
※この記事の内容は2026/8/19時点での情報となっています。あらかじめご了承ください。
スポンサーリンク【楽天モバイルは実は、auの回線に助けられていた】
今回のニュースを理解するためには、まず「ローミング」という専門用語を知っておく必要があります。ローミングとは、簡単に言うと「他の携帯会社の電波を借りること」です。
携帯電話の電波をスマホに届けるためには、「基地局」と呼ばれる大きなアンテナを全国のあちこちに建てる必要があります。
しかし、楽天モバイルは他の携帯会社(ドコモ、au、ソフトバンク)に比べて、2020年春に新携帯キャリアとしてスタートした会社なので、全国に自前のアンテナを建てるのに時間がかかっています。
そこで、楽天モバイルのアンテナがまだ届かない場所では、auのアンテナを特別に借りてスマホを使えるようにしていました。
これが「auローミング(またはパートナー回線)」と呼ばれる仕組みです。つまり、楽天モバイルはこれまでauの電波に助けられて、スマホが使えるエリアを広げていたのです。
その契約が、2026年9月に期限を迎えてしまう…という話なのです。※予定されていた期限であり、現時点では終了決定ではない。
【10月からは繋がりにくくなるの?】
結論から言うと、「10月からすべての場所で楽天モバイルユーザーのスマホが繋がらなくなる」ということはなさそうですので安心してください。
たしかに、これまでauと楽天モバイルの間で結んでいた「ローミング(電波貸し借り)の契約」は、予定通り2026年9月末で一旦終了することが発表されていますが、これは「楽天モバイルの自前アンテナが十分に建った街中や住宅街」を中心としたお話です。
アンテナを建てるのが難しい山間部や、まだ電波が届きにくい一部のエリアについては、10月以降も引き続きauの電波を借りる(ローミングを継続する)方向であることが明言されています。
ただし、具体的なエリアについてはまだ話し合いが進んでいる最中なので、「ここなら絶対に繋がる」等の断言はできません。
やはり、どのエリアでも「実際にローミングが終了してみないとわからない、というのが正解」のようです。
【参考サイト】「10月から圏外になるのでは」楽天モバイルのauローミング終了。三木谷氏の説明でも消えない不安の正体(Yahoo!ニュース / 篠原修司)
auローミング(またはパートナー回線)エリアと楽天モバイルのエリアを見分けるマップなどもありますが、常に持ち歩くスマートフォンの場合、自宅だけ繋がっていればOKという訳にはいきませんよね。(無論、自宅で繋がらないのは論外ですが。)
学校や会社、移動する先で繋がりにくい、繋がらないでは困ります。日本のどこでも一定の品質で通信できることがスマートフォンの大前提です。
【楽天モバイルユーザーは、10月からどうすべきか?】
現在楽天モバイルを使っている人はこれからどうすればいいのでしょうか。具体的な対策を2つ紹介します。
1.自分が普段どちらの電波を使っているかアプリで確認する
まずは「my 楽天モバイル」アプリを開き、データ利用量の内訳を確認してみましょう。
データ利用量の詳細画面で、ほとんどが「楽天回線エリア」で消費されていれば、あなたの生活圏(自宅やよく行く場所)はすでに楽天モバイル自前のアンテナでカバーできている証拠です。
この場合、10月にauの電波借りが終わっても影響を受けにくいため、これまで通り使える可能性が高いでしょう。(※ただし、旅行先や初めて行く場所などは除きます。)
しかし、パートナー回線の利用量が「数GBなど、しっかり記録されている(使われている)」場合は、日常生活でauの電波に助けられているということになります。この場合は、10月以降に繋がりにくくなるリスクがあります。
2.もし電波が悪くなってしまったら
もし10月以降にauローミングが終了したことで、自宅や学校・職場で電波が入りにくくなってしまった場合は、次のような対策があります。
・少し待ってみる
楽天モバイルは現在、「プラチナバンド」と呼ばれる、建物の中にも回り込んで届きやすい電波の準備を進めています。そのため、少し待てば電波状況が改善していく可能性があります。
・デュアルSIM(シム)を活用する
デュアルSIMとは、1つのスマホの中に「2つの携帯会社の契約を同時に入れる」という便利な使い方のことです。たとえば、povo(auが提供するプラン)などを予備としてスマホに入れておけば、万が一楽天モバイルが圏外になっても、いざという時にauの電波で連絡が取れるため安心です。※デュアルSIMに対応してるスマートフォンが必要です。
・他社回線に乗り換えを検討する
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「万が一にも繋がらなくなるのは困る!」という方は、他社の回線に乗り換えることも視野に入れておく必要があると思います。
この場合、「繋がること」が大前提なので、乗り換え候補は、「au回線のサービス」か「SoftBank回線のサービス」となります。2026/8時点ではドコモ回線(ドコモやahamoなど)は一部の地域・場所で繋がりにくいとされています。これは格安SIMでも同様となっていて、どの回線を使うかが問題になり、おすすめは「au回線のサービス」か「SoftBank回線のサービス」と言えます。
もちろん、地域・場所によってはドコモ回線でも問題なく繋がるため、家族や友人・職場仲間など周囲の人に聞いて、お住まいの地域・活動範囲内ではどの回線が繋がりやすくて、どの回線が繋がりにくいのかを調べておくのがよい方法です。
【まとめ】
今回のニュースのポイントをまとめます。
・2026年9月末で、楽天モバイルがauの電波を借りていた契約は「予定では終了」する。
・しかし、自社アンテナが十分な場所から順次終了するため、電波が届きにくい山間部などでは引き続きauの電波を借りられる見込み。
・アプリを確認して「楽天回線エリア」で通信していた場所なら、10月以降も影響なし。
・もし不安な場合や電波が悪くなった場合は、povoのような他社プランを予備として入れておく「デュアルSIM」がおすすめ。(使いこなせるならpovoは最適!)
今のところパニックになるような状況ではありませんが、今後のことを考えると、楽天モバイルを信じて使い続けるか、他社乗り換えを検討するか、などの「ある程度の心構え」は必要かと思われます。
まずはご自身のスマホがいつもどの電波に繋がっているのかのデータ利用量を確認するところから始めてみてくださいね。
(*´▽`*)b



コメント