スクリーンレコードの録画方法、設定方法を解説します。
以前と比べて、最初の設定操作がわかりにくくなったため、今回はその辺りの仕様を説明していますね。いつのまにか名称も「スクリーンレコーダー」になったみたいです。
「設定がややこしくなった」
「音が録音されない!?」
「1つのアプリってどういう意味?」
この記事では、これらの悩みを解決できます。
本来、このスクリーンレコーダーの操作方法は、Android の仕様だと思うのですが、Xperia では新クイック設定パネル実装と同時に変更されたため、困惑している方は多いと思います。
今回は、Xperia で紹介していますが、「1つのアプリ」や「画面全体」などの専門用語は他の Android機種でも参考になると思います。
スポンサーリンク【スクリーンレコードの撮影方法と設定方法】
今回は Xperia の新クイック設定パネルから、スクリーンレコード(スクリーンレコーダー)の録画手順を解説していきます。
(新クイック設定パネルといっても登場したのは Xperia 5 V のときですけど…)
1.画面上部から下へスワイプしてクイック設定パネルを表示します。「スクリーンレコード開始」をタップします。
2.「録画を開始しますか?」の画面になりますが、まずは「スクリーンレコードの設定」を行いましょう。
「1つのアプリ」と書かれた欄をタップしてください。
3.ここでは「1つのアプリ」と「画面全体」という項目で切り替えができます。
「1つのアプリ」と「画面全体」と言われても違いがわからず「なんのこっちゃ?」ってなりますよね。
「1つのアプリ」とは「アプリを選んで、そのアプリ画面のみ録画するモード」です。
アプリを終了すると録画も終了するので、選んだアプリの画面のみ録画したい場合に使うモードとなっています。
「画面全体」とは、「スマホ操作中の画面を全て録画するモード」です。
アプリの切り替えはもちろん、ホーム画面など、映る画面すべてを録画するモードです。また、このモードでは「タップした位置がわかる機能もある」ため、ONにすれば、スマホの操作方法などを録画するのにも向いているモードです。
なので、最初にどちらかを選んでスクリーンレコードを始めましょう。
4.まずは「1つのアプリ」のモードで録画していきます。(※画面全体モードは記事の少し下のほうで説明しています)
モードを選んだら次は、「録音の右にあるボタンをタップしてON」にしてください。これをONにしないと音が入りません。(※音声を入れたくない場合はOFFのままにしてください)
5.さらに録音する「音の種類」を選びましょう。「小さな下向きアイコン」をタップします。
6.「デバイスの音声」「マイク」「デバイスの音声とマイク」の中から録音方法を選びます。
スマホから出る音だけを録音したい場合は「デバイスの音声」を選んでください。
解説など自分の声も録音したい場合は、「マイク」や「デバイスの音声とマイク」を選びましょう。
設定が済んだら「録画を開始」をタップします。
7.すると、アプリを選ぶ画面になるので、「スクリーンレコードで録画したいアプリを選んでタップ」します。
※上に「共有または録画」と表示していますが、ここではまだ共有はされないので安心してください。
録画したいだけなのに、共有と書かれているとなんだか怖いですよね。
8.数秒後、スクリーンレコードの録画が始まります。録画中はステータスバーに録画アイコンが表示されます。
9.録画を終えたいときは、ステータスバーを引き下げてスクリーンレコーダーの「停止」をタップします。
10.録画時間により、少し保存に時間がかかる場合があります。
録画が保存されると、このような通知(表示)が現れます。これでスクリーンレコードの録画完了です。
左下の「共有」をタップすると共有したいアプリを選べます。
この通知を消したい場合は、左右スワイプで消せます(録画した動画は保存済み)。
11.また、「画面全体」モードで録画をした場合は、「画面上のタップも記録する」という項目が選べます。必要に応じてONにしましょう。
12.「画面全体」モードでは「録画を開始」をタップすれば、アプリを選ぶことなく、すぐ録画が開始されます。
「画面上のタップも記録する」をONにしておくと、画面にタップした位置が〇で表示され、どこをタップしたかがわかるように録画してくれます。スマホ操作や、ゲームの録画などで便利に使えそうな機能ですね。
「画面全体」モードでも、「1つのアプリ」モード同様の操作で、録画終了・保存ができます。
【スクリーンレコードはどこに保存される?】
スクリーンレコーダーで録画した動画は、画像閲覧アプリなどから見ることができます。
Google フォトでは「コレクション」タブから録画した動画が見れます。
Files(Files by Google)では、「スクリーンレコーダー」または、「動画」から見ることができます。
【まとめ】
筆者も気がついていませんでしたが、いつの間にか機能の名前がスクリーンレコードから「スクリーンレコーダー」になっていました。
スクリーンレコーダーの操作は、わかりにくくなりましたが、より細かく設定して録画できるように改良されたとも言えます。
特に指定したアプリのみ録画したい場合は、アプリを閉じたりすると自動で録画を終了してくれるので気の利いた機能といえるでしょう。
ただ、日本語訳がわかりにくいため、急にスクリーンレコーダー専門用語が出てくると理解できなくなるのが少し残念。英語の機能を日本語でうまく訳すのって難しいのかもしれませんね。
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