スクリーンタイムとは?Android にはないの?設定と解除方法

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スクリーンタイムとは?Android にはないの?Digital Wellbeing 設定と解除方法 用語など

Android スマホの「スクリーンタイム」について解説していきます。

スクリーンタイムとは「スマホの利用時間を確認したり制限したりできる機能」です。

しかし、スクリーンタイムという名前は iPhone、iPad 等での機能の名称で、Android では「Digital Wellbeing」という機能がその役割を担っています。

Digital Wellbeing は直訳すると「デジタルと幸福」ですが、「デジタル機器を健全に使って、心身ともに健康な状態でいる」みたいな意味らしいです。

Digital Wellbeing の使い方【そもそも何ぞや?】のページで詳しく解説していますが、今回は目的別で選ぶ機能の説明にしてみました。

Digital Wellbeing で「これをしたい!」ときに、どの機能を使えばよいかを解説していきますね。また、よくある質問で「解除方法」も追記しておきます。

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【Android ではスクリーンタイムという名前を使わない】

混乱を避けるために最初に少し説明しますが、一部の Android 機種ではスクリーンタイムという名前の機能があります。

しかし、現状 多くのAndroid スマホでは Digital Wellbeing の中にある制限機能のことを指し、スクリーンタイムとは呼びません。※今後はどうなっていくかわかりません。

つまり、Digital Wellbeing 機能の中から使いたい制限を選んでスクリーンタイムに似た設定をすることになります。
 

「Android にはスクリーンタイムはないの!?」と思う方も多いと思います。Android では Digital Wellbeing の中にたくさんスマホ制限機能が集められているため、わかりにくい仕様となっているんですよね。

Digital Wellbeing は「自分自身でスマホを管理する機能」となっていて、設定自体は簡単に解除できるのも特長です。

自分で使用時間を決めてそれをしっかり守る!みたいな機能。ある意味、心を鍛えていく機能と言えるかもしれません。

シーンに合わせて、かなり細かく設定できるのでかゆいところに手が届く機能となっています。

端末のみで操作する場合はパスコードなどもない(2024/9/1時点)ので簡単に制限解除できますが、まずは使用感を確かめてみることをおすすめします。

「設定」アプリから「Digital Wellbeing」をタップすれば Digital Wellbeing の画面に行けます。
 

【アプリの使用制限時間を決めたい】

アプリの使用制限時間を決めたい場合は、Digital Wellbeing の画面の「ダッシュボード」をタップします。

↓一番上の「ダッシュボード」をタップ。

Digital Wellbeing
 

ここでアプリの使用時間を決める「アプリタイマー」の設定ができます。

時間制限したいアプリをいくつか選んでアプリタイマーをセットすることで、スクリーンタイムの代わりとして使えるのではないでしょうか。(まあiPhoneにも同じ機能ありますけど)

アプリ一覧の右に砂時計のアイコンがあるのでタップしてみてください。

Android アプリタイマー
 

アプリが「1日の間に使える時間」を設定します。

例としてゲームの「崩壊:スターレイル」を1時間で設定してみます。これは1日で1時間だけアプリが使えるという意味です。

アプリタイマー 時間設定

【注意】5分、10分など設定時間を短くしすぎると設定後に使用不可になってしまう場合があるので、上手く設定できないときはある程度の長さの時間で設定してみてください。
 

砂時計のアイコンの色が変わり、制限時間が1時間で設定されました。

アプリタイマー アイコン
 

制限時間5分前に通知が来て、制限時間になると通知とともに「アプリ終了/使用不可能」になります。

アプリアイコンはグレーになります。

アプリタイマー 制限時間

チーン…

グレーになったアプリをタップすると一時停したことが表示され、明日になるまで使えません。「OK」をタップして元の画面に戻ります。

アプリを一時停止しました OK

ただし!「設定」をタップするとアプリ詳細画面へ移動して、そこでアプリタイマーの横の「ゴミ箱アイコン」をタップすると「アプリタイマーは解除」されます。

アプリを一時停止しました 設定

アプリタイマー 解除
 

スクリーンタイムの代わりとして使うアプリタイマーの解除はとっても簡単。

解除後はフツーに使えるようになるので、あくまで制限時間が来たらアプリが強制的に終了するだけの機能となっています。

とはいえ、多くの場合この機能だけで事足りるかと。解除せず、アプリの使用を我慢すればいいだけのことですからね。

私もブラウザーで試してみましたが、だらだらとネット記事を読んでしまうのはよくないので、この強制終了は思いのほか効果はあると感じました。

ちなみにYahoo!ブラウザでアプリ強制終了前に読んでいたニュースの記事ページが解除後に表示されず、もう読めないのが少しショックでした。

まずは、自分で「使いすぎだな」と感じるアプリにいくつか制限時間を設定してみてはいかがでしょうか?意外と「あと5分!」という通知は効くように思えます
 

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【就寝時間になったらやんわり教えてほしい】

就寝時間になったらやんわり教えてほしいというのも妙な言い回しですが、要は就寝時間を知らせるモードに変えたい場合です。

そんなときはその名の通り「おやすみ時間モード」を使いましょう。

おやすみ時間モード

時間になると画面全体がグレーになり暗くなって休む時間を知らせてくれます。そのままスマホを使い続けることもできますが見にくいので「なんか…もうスマホはいいかな…」と感じさせてくれるソフトな催眠誘導装置です。

おやすみ時間モード 解除

ゆるめのスクリーンタイムとして使えないこともない…かな?

また、寝ている間に無用な通知が制限されるため、理解せずに設定してしまうと「着信音が鳴らない」トラブルになるので注意しましょう。

おやすみ時間モードがONになっている場合は「OFFにする」をタップすれば解除されます。

おやすみ時間モード解除方法の詳細はコチラ
 

【仕事・勉強に集中したい!】

スマホの通知が集中力を途切れさせるとお悩みの方は、「フォーカスモード」がおすすめです。

特定のアプリにチェックを入れてフォーカスモードを「今すぐONにする」にするだけで「通知の音やランプ」だけをシャットアウト!シンプル且つ役立つ機能となっています。

Digital Wellbeing フォーカスモード

フォーカスモードを解除にしたい場合は、フォーカスモードの設定画面で「今すぐOFFにする」をタップしてください。

フォーカスモードの使い方と解除方法の詳細はコチラ
 

【単にアプリの通知を止めたい】

時間指定とかややこしい設定抜きでアプリの通知だけ止めたい場合は「アプリの通知」を選べばOK

Digital Wellbeing アプリの通知

通知を止めたいアプリの通知をOFFにしましょう。

この機能にはタイマーなどがないのであとで戻すことが解除方法です。忘れずに!
 

【子供のスマホの利用時間を制限したい!】

Android スマホには「Google ファミリー リンク」という機能があります。

Digital Wellbeing の「保護者による使用制限」から移動するため、Digital Wellbeing とは別の機能として独立して存在しています。

保護者による使用制限を使う場合、「Google アカウントで子供のスマホを管理」することになり、けっこう難しく手間もかかりますが、かなり細かくお子さんのスマホを制御・管理できます。

この機能を使うには、「Google ファミリー リンク」というアプリが必要。子供のスマホも別のGoogle アカウントが必要です。

小学生ぐらいの子供に、スマホを持たせたいけど心配なので管理したいという方向けの本格仕様の管理ツールとなっています。

親のGoogle アカウントで子供のGoogle アカウントを管理するイメージですね。

Google ファミリー リンク 使い方

Google ファミリー リンク アプリ

利用する際は上記リンクから説明をよく読んでお使いください。
 

【まとめ】

使用目的から Digital Wellbeing の設定/解除方法を説明してみると、改めて「機能の名前と役割りがわかりにくい」と感じました。

カッコいい横文字にしたい気持ちもわかりますが、認知されるまでにはなかなか時間がかかりそう。中にある機能も部分的に役割りが被っていてそれぞれわかりにくいです。

今回は目的別に記事を書いてみましたが、自分でもなんかしっくりこないなぁ…と。機能が全体的にぼんやりしていて、「あなたの悩みを解決するのは、ずばりコレ!」ってのがないんですよね。

スマホの管理は人それぞれ合ったやり方を自分で決める必要があり、スマホという生活必需品を制限するのは Google さんにとってもそれだけ難しいということなのかも。

でも Digital Wellbeing の機能は「デジタル機器を健全に使って心身ともに健康な状態でいる」ことを学ぶチャンスとなるかもしれません。

この記事を読んで「あ、その機能は自分に合うかも!」という発見があったら嬉しいです。
 

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