TensorART で生成した画像に、文字やテキストが入ってしまうことはありませんか?
こんな感じに意図せず、画像の端に描かれてしまう。これは消したいですね。
ポスターや雑誌の表紙にでもあれば(雰囲気的に)カッコいいであろうテキストデザインですが、普通は必要ない文字が入り込んでしまい困っている方が多いかと思います。
今回は、TensorART で生成画像に入ってしまった文字を消すネガティブプロンプトを紹介します。
Stable Diffusion など他の画像生成サービスでも文字を消すために使えるネガティブプロンプトなので参考にしていただければ幸いです。
スポンサーリンク【生成画像に入ってしまった文字を消す方法】
画像生成AIにありがちな「文字、テキスト風デザイン」を消す手順を説明します。
1.生成画像に文字が入ってしまっているので生成し直します。
生成した画像を直したい場合は「シード値」をコピーしておいてください。
2.以下のネガティブプロンプトを「ネガティブプロンプト欄に入力」してください。
text, watermark, letters, numbers,
テキスト、透かし、手紙(ここでは文字を意味する)、数字 という意味です。
描いてほしくないものなのでプロンプト欄ではなく、ネガティブプロンプト欄に記載します。
TensorART では、プロンプト欄と区別するためか、ネガティブプロンプト欄の文字は灰色で見づらいので少し注意。
3.シード値の欄に、先ほどコピーしたシード値を貼り付けて「生成」をタップします。
※新しく別の画像を作る場合は、空欄でOKです。
4.ネガティブプロンプトを追加したためポーズや衣装に少し影響が出ましたが、ちゃんと文字を消すことができました。
たったこれだけのネガティブプロンプトで文字、テキスト、ウォーターマークらしきものを消すことが出来ます。
このネガティブプロンプトはけっこう強力に作用します。
作りたい画像に文字が入ることが多い場合は、予めネガティブプロンプト欄に記入しておくのもおすすめです。
◆修正前
◆修正後
【TensorART について】
TensorART(テンソルアート)は、Stable Diffusion など画像生成AIツールが無料で利用できる画像生成サービスです。
高価でハイスペックなPCがなくても、スマホで簡単に利用できます。
先に TensorART の「基本的な使い方」を覚えておくと、プロンプトやネガティブプロンプトの使い方もわかるのでおすすめです。
【まとめ】
「いい感じの絵が描けたのに変な文字が入ってる!?」ってなるとがっかりしますよね。
筆者は友人に教えてもらうまで、消し方がわからなくてクリスタで修正していました。
「text, watermark, letters, numbers,」
と、ネガティブプロンプトに追加するだけで、こんなに簡単に邪魔な文字を消せるとは…!
100%完全に消せるという訳ではありませんが、不要な文字が入るこむことをだいぶ抑えることができると思います。
必要に応じて、予めネガティブプロンプト欄に記入しておくのもおすすめ。
Stable Diffusion や他の画像生成AIサービスでも応用が聞くので試してみてくださいね。
(σ・∀・)σ
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