micro SDメモリーカードはスマホに動画等、データサイズの大きいファイルを保存するために購入しておきたいアイテムですよね。
しかし選ぶ際に「micro SDカード」だけではお手持ちのスマホに合うものかどうか判断できません。
取扱説明書で必ず使用できる規格のmicro SDメモリーカードを選ぶようにしてください。
ただ、最近ではこんな規格も登場しました。既にご存知の方も多いでしょう。
『UHS-I』
UHS-I(ユーエイチエス ワン)とは Ultra-High Speed I(ウルトラ ハイスピード ワン)の略で、
SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードの高速データ転送の「規格の名前」です。
【高速転送規格とは】
UHS-Iは規格や仕様のことなのですが簡単にいえばmicro SDカードに速くデータ転送できる種類のメモリーカードのことです。
ただし、使う側のスマートフォンやッデジタルカメラ等も UHS-I に対応していなければ「高速データ転送はできません」。つまり、micro SDメモリーカードの機能は使えますが、従来の速度でしかデータ転送ができないのです。
この高速転送には「SDカード」と「機器」の両方が UHS-I に対応していることが必要条件となっています。
※機器が UHS-I に対応していなくても従来の転送スピードでSDメモリーカードを使うことはできます。
スポンサーリンク【ちなみに】
UHS-I の「I」は「1」のことですが表記は「I」で行われます。ネット上(SDカードの通販サイトの販売ページなど)では分かりやすくするためか「UHS-1」と書かれている製品もありますが、購入する場合はよく確認したほうが良いでしょう。
また、さらに高速なデータ転送ができる「UHS-II(ユーエイチエス ツー)」という規格も登場しています。
【UHS-I のメリット】
・写真・動画撮影の保存が速い(保存先がmicro SDになっている場合
・パソコンへの転送時間が速い
・大容量ファイル(動画など)の転送が速い
データ転送時間の短縮がこのmicro SDカードの一番のメリットでしょう。
撮影画像・動画をmicro SDXCカードに保存する際にもストレスなく素早く転送が行われるので快適に撮影が楽しめそうですね。
【見分け方】
ただでさえ名前の長いSDカードです。さらに規格の名前がややこしかったら見分けも付きにくいですよね?
UHS-I 対応のSDメモリーカードや機器には「SDHC」や「SDXC」の横に「I」のマークが入っています。
実物を見れない通販サイトでも商品画像にマークが入っているのは分かるはずです(わからなければ購入を検討したほうがいいかも)。
【UHS-I まとめ】
スマートフォンやデジカメ等の機器と、SDメモリーカードの両方が「UHS-I 対応」であれば高速データ転送が可能。
自分のスマホがUHS-Iに対応していなくても通常のmicroSDカードとして問題なく使用することはできます。
ただし、この規格以外にもスマホに合う「容量」や「仕様」があるので「使用できるmicro SDカード」はどれなのかを必ず取り扱い説明書で確認してから購入することをおすすめします。
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