スマホで通話中になぜか電話が勝手に切れてしまうことはありませんか?
通話中に電話が切れるのは困りますが、理由がわからないのはさらに困ります。
故障、ミス、設定、通信障害など様々な原因があるかと思いますが、今回はスマホ電話が勝手に切れてしまう原因と対処方法を紹介していきますね。
ご注意:この記事の説明では主に Android スマホの標準の電話アプリについて解説しています。他の電話アプリ、通話アプリの場合はそれぞれのアプリでの注意点を確認するようお願い致します。
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【電話が切れてしまう原因】
スマホが通話中に切れてしまう理由はいくつかありますが、
主にこの5つが電話が切れてしまう原因になるかと思います。
- 電波状態が不安定、または圏外
- スマホ本体の不具合
- 電話アプリの不具合
- 何らかの通信障害が発生している
- 操作ミスで電話を切ってしまっている
または、これらの複数の要素が絡まって通話切れの原因になっている場合もあります。
なので、ひとつだけ確認するよりも一通り全部確認していくとよいでしょう。
【原因を個別にチェックしてみよう!】
◆電波状態が不安定、または圏外
ご存じの通り、スマホの電話は圏外では通話できません。同じく電波の不安定な状態でも繋がりません。
基本的なことですが、まずは電波状態がよいか確認しましょう。
アンテナマークで電波状態を確認します。アンテナが立っていない場合は通話しにくい状態です。
また、相手側の電波状態も確認してもらいましょう。意外と盲点かもしれませんが相手側の電波状態が悪ければ当然、繋がらなくなります。特に同じ相手とだけ通話が途切れる場合は要チェックです!
電波状態がよくない場合は、よい場所へ移動するのが最適解。お互い電波状態がよい場所で電話をするようにしましょう。
電車や車での高速で移動中も電波状態は不安定と言えます。
携帯電話会社もそうならないように設備を増強・仕組みを工夫されているようですが、設備が整っていない地域など(言い方がキツくてすみません)での高速移動中は電波も不安定になりがちと覚えておくのは重要です。
対処方法は、やはり「電波状態の良い場所に移動してから通話してみる」のがよいでしょう。
◆スマホ本体の不具合
通話切れの理由は Android スマートフォン本体の不具合が原因の可能性も十分にあります。
スマホ本体とは「Android システムなどのソフト面」と「部品、機器などのハード面」に分けられます。
・再起動して確認
まずはスマホの「再起動」をしてみましょう。多くの機種は電源キー長押しメニューから「再起動」をタップします。
もし、同じ相手と頻繁に通話切れが起こるなら相手側のスマホも再起動してもらいましょう。
再起動できたらちゃんと通話できるか確認します。意外とこれですんなり直っちゃうケースもあるようです。
・システムアップデートが必要かも
システムのアップデートも疑ってみましょう。Android の更新などのシステムアップデートがあるのにしていない場合、それが通話切れの原因になっている場合も否定できません。
システムのアップデートはタイミング的に判断が難しい場合もありますが、その多くは不具合を直すアップデートなので更新する必要があるかもしれません。
まずは、「設定アプリ」→「システム」→「システムアップデート」から Android バージョンとセキュリティ アップデートが最新の状態かが確認できます。
自己判断になりますが「アップデートをチェック」をタップして最新の状態ではない場合、アップデートを行うことも必要になるかと思います。
もし、アップデートに抵抗がある方は他の原因項目をチェックしてから最後に試してみるのもよいでしょう。
・近接センサーの故障
Android スマートフォンには顔に近づけると画面が消える「近接センサー」というものが付いています。
通話する際にスマホを耳に近づけると画面が消えるため、誤ったタップを防止できる仕組みになっています。
しかし、この近接センサーが上手く働かないと画面が消えないので、誤タップや顔などに当たって反応してしまい、電話を切ってしまうことがあると思われます。
電話中に近接センサーに手をかざしても画面が消えなければ近接センサーの故障や不具合が原因かもしれません。
近接センサーは多くの機種がスマホ上部に配置してあります。センサーの位置がわからない場合は取扱説明書で確認してみましょう。
対処方法としては「スマホの再起動」または「システムアップデート」をしてみる。それでも直らない場合は故障の可能性が高いため、携帯電話会社に相談してみるのがおすすめです。
また、今回の件とは別の話になりますが近接センサー付近が汚れているとやはり誤作動が起きるので常に綺麗にしておきましょう。
・他のアプリが邪魔をしている
最近のスマホは性能がよくなったり電話の仕組みが改善されたこともあり、通話中に他のアプリを操作することが難なくできるようになりました。
とはいえ、電話アプリ以外のアプリが安定した通話を邪魔してしまう可能性もあります。
Android スマートフォンの多くのアプリは動作が重くならないよう自動で終了するようになっていますが、意図的に作動させているアプリは終了しない(できない)場合もあります。
例えば「録音するアプリ」や「スクリーンレコーダー」等の機能は、通話中は終了しておくことをおすすめします。
対処方法は「電話する前には他のアプリを終了させておくこと」です。
スポンサーリンク◆電話アプリの不具合
Android スマートフォンでは、標準の電話アプリの他に「楽天LINK」や「OCNでんわアプリ」などの電話アプリ。また、誰でも使える「LINE」といったものもあります。
標準の電話と他の通話アプリは別物なので、もし複数の電話アプリ(通話アプリ)を使っている方は該当するアプリを最新のものにアップデートしてみましょう。
標準の電話アプリが使えるからといって他の電話アプリも使えるとは限りません。仕組みが違っていると思ってもらえればよいです。
対処方法は「標準の電話アプリで通話できるか確認」してから「該当する電話アプリをアップデートしてみる」です。
注意点:特定の電話アプリで通話料割引サービス利用中の場合は、スマホ標準の電話アプリでの通話料金に注意しましょう!
◆何らかの通信障害が発生している
いままでは問題なく使えていたので急に電話が通じなくなった、切れてしまうようになったという場合は、
「通信障害」を疑ってみるのがよいかと思います。
最近は各電話会社の通信障害がニュースになることもめずらしくありません。
ネットや Twitter等で「通信障害」と検索してみましょう。「携帯電話会社名 + 通信障害」での検索ならより的を絞れます。
特に Twitter などのSNSは最新情報の発信が多いため、同じように電話が通じない、切れてしまうという人が多数いたら通信障害の線は濃厚です。
対策は「直るまで待つ」しかありません。
なので事前に LINE、Zoom、Discord など通話ができるアプリを使えるようにしておくと、いざというときに役立つと思います。
また、有料ではありますが有事の際は別会社の回線を利用できるサービスを始めている携帯電話会社もあるので、お仕事で電話が重要な方はそういったサービスに加入しておくのも 一考の価値はあると思います。
◆操作ミスで電話を切ってしまっている
単に誤って終話ボタンをタップしてしまっている・・・のも考えにくいですが、無くもないです。
近接センサーの反応しない距離(顔に近づけず話す)で電話を使うひとは画面が消灯しないので誤タップがあるかもしれません。
ただし、もし頻繁に終話ボタンを押してしまっている場合は「スマホ本体の不具合」で解説した「近接センサーの故障」も疑ってみましょう。
近接センサーが上手く作動していない場合は誤タップしやすい状態になります。自分で切っていたなんてことも十分考えられるのです。
対処方法は「近接センサーがちゃんと機能しているか確認する」です。
また、機種によっては「電源ボタンで通話を切る」設定にしてあると、無意識に電源ボタンを押しちゃって電話が切れる場合もあります。
会話に夢中になって気付かずサイドキーを押してしまう場合もあるので意外と多いミスなんじゃないかと思います。
対処方法は「電源ボタンで通話を切る」の機能を「OFF」にしてみるです。
【まとめと他に考えられる原因】
スマホが通話中に切れてしまう理由を解説してみました。
ただし、スマホが機械である以上、他の原因も十分に考えられます。
「SIMカードが物理的に壊れていた」なんてこともないとは言えません。(その場合、電話もデータ通信もできないでしょうけれど)
あとは、相手側が今回、紹介したような原因で電話が切れてしまってるという場合も意外とあるかもしれません。
特に同じ人との通話中のみ、よく切れるなんて場合は一度、ちゃんとお互いに故障やミスがないか確認してみるのがおすすめです。
この記事が何かのお役に立てたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
(*´▽`*)b
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