今回はスマートフォンのデータを保存しておく場所「ストレージ」について説明していきますね。
【ストレージとは】
ストレージ(storage)とは保管、貯蔵、記憶装置という意味で、
スマートフォンでは「データの保存領域」のことを指します。
具体的にはスマホ内の写真や動画などのデータを収めておく「場所」のことですね。
ストレージにはスマートフォンが動作するために必要なプログラムやアプリ、画像、音楽、動画、ユーザー情報まで様々なデータが保存されます。
【ストレージの種類】
◆内部ストレージ
スマートフォンに備わっているストレージのことを「内部ストレージ」と呼び、スマホにとって大事なデータが入っていて「ROM」とも呼ばれることもあります。※本来の意味とは異なりますがスマホ用語としてROMと表記させることが多い。
内部ストレージの容量に余裕があればアプリやカメラで撮った写真・動画などがより多く保存できます。
※内部ストレージ容量は余裕を持って空けておくことが、スマホ動作を軽くする方法のひとつです。
スポンサーリンク◆外部ストレージ
micro SDカードのようにスマホに取り付けてデータを保存するストレージのことを「外部ストレージ」と呼びます。
内部ストレージの容量を圧迫しないために写真や動画、音楽などファイルサイズの大きいデータを保存するために使います。
取り外しが可能なのでスマートフォンのデータのバックアップ先として使うこともできます。
容量の種類は様々で内部ストレージより大容量(たくさん保存できる)のmicro SDカードもあります。内部ストレージに空きを作っておくためにも自分の使い方に合った容量の micro SDを使うのがおすすめです。
ストレージ容量のあるmicro SDカードは使い勝手はよいですが値段が高いというデメリットがあります。外部ストレージは欲しいけれどお金はかけたくない場合、比較的安めで容量の少ないものをいくつか用意して使い分ける(取り付け用・バックアップ用など)という手もあります。
micro SDカードは容量だけでなくメーカーによっても値段が違ってきます。自分が使うデータ容量やmicro SDカードの使い方などを考えて上手に利用しましょう。
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◆オンライン・ストレージ
最近よく耳にするのがオンラインストレージです。
オンラインストレージはインターネット上のストレージにデータを保存するというシステムです。
各種オンラインストレージ・サービスと契約してから、スマホのデータをアップロードして保存します。
また、オンラインストレージは同じアカウントであれば異なる端末からでもデータにアクセスできます。データ自体が同期されるのでスマホで作成途中のファイルをタブレット端末やパソコンなどから編集するなんてことも可能です。
【まとめ】
ストレージにもいくつかの種類があります。簡単にまとめると、
・内部ストレージ = スマホの動作に関連する重要なプログラムやアプリ等が保存される。初期状態ではすべてのデータがここに保存される。
・外部ストレージ = 内部ストレージにデータが溜まりすぎないように、写真・音楽・動画などファイルサイズの大きいデータの保存に利用する。
・オンラインストレージ = 外部ストレージと同様。または異なる端末でデータを共有したい場合に利用する。
といった感じです。
よく写真や動画を撮って保存するという方は内部ストレージだけでは足りなくなる場合があるでしょう。保存しきれなくなる前に外部ストレージ(micro SDカード)を利用しましょう。
常にバックアップをとっておきたいと考えている方にはオンラインストレージがおすすめです。写真や動画などをアップロードしておけば、もしスマホが壊れてしまっても違う端末から見たり、取り出したりすることが出来ます。
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