同期とは?スマホ用語をわかりやすく解説!

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同期とは 用語など

スマホやPCを使っていると「同期」という言葉を目にします。

「同期をしますか?」「自動同期の設定はこちら」などなど。

わからないと何をいっているのか理解できませんよね。

同期とは「端末のデータとネットワーク上のデータが同じになるよう更新する」ことです。

と、説明しても、やはりまだよくわからないかと思います。

なので、ここから少しずつわかりやすく説明していきますね!

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【もう少しカンタンに同期を説明】

スマートフォン2台

スマホやパソコン等、一台以上の端末内のデータとネットワーク(各種サーバ)上のデータが同じ内容になるよう、最新の状態に更新されることを同期と言います。

ここでのデータとは「ファイル/フォルダ」や「アプリの情報」などのことを指します。

オンラインストレージのフォルダを使うと、中のファイルがスマホやパソコンで同じ状態になる。これが同期です。

 
また 端末内に無くても「ネットワーク上のデータ同士の更新」も同期と呼びます。

例えば、Xのアプリはスマホ内にありますよね?でも投稿した同じ内容の文章もネットワーク上に存在しています。これはデータの同期と言えます。

 
同期と聞くとスマホの中のファイルやデータが、パソコンやネットで「同じ状態になる」ぐらいに感じている方も多いと思います。

認識としてはその感覚で十分です。

とはいえ、最近では「アカウントの同期」のような複数のアプリやサービスを連携して同期する仕組みも増えてきました。

なんとなく知っているだけでは不安という方もいらっしゃいますよね?

なので今回は「ちゃんと同期のことを知りたい」という方のために詳しく、そしてよりわかりやすく説明していきます。

【同期では何が行われているのか】

同期では具体的にどんなことが行われているのでしょうか?

スマートフォンでファイルを同期した場合、PCやタブレット端末でどうなるのかをイメージとして見ると…

「スマートフォン」→同期→「ネット上の各種サーバ」→同期→「PCやタブレット端末」

と、このように「各種サービスのサーバ」が間に入るかたちとなりデータを同期しています。※逆の流れでも同期されています。

同期とは

同期しているデータは最新の状態が反映されるので「最後に更新した状態」が保存されます。

続いて同期にはどんなものがあるのか例を挙げながら説明していきますね。

【同期の例を紹介します】

例えば、Android スマートフォンであれば Google アカウントを使っているので、連絡先、カレンダー、Gメールなどが使えます。

これらのサービスは同期しておくことによってPCやタブレット端末など、どの端末から見ても同じ内容が確認できます。これは便利ですよね。

ただし、同期されているファイルに何らかの変更を加えた場合、他の端末に保存されているファイルも変更されます。変更したくないファイルがある場合はコピーして別に保存しておく必要があります。

《例:連絡先(電話帳アプリ)》

連絡先の同期

たくさんの連絡先を端末別に複数打ち込むのは大変な作業ですが、同期を利用すれば一度の入力で済みます。

入力したアドレスがネットを通じて「同期」したことになるのです。

例えばスマートフォンの「連絡先アプリ」にAさんの新しいメールアドレスを追加するとGoogleアカウントで同期される全ての「連絡先」でAさんに新しいメールアドレスが追加されます。※パソコンで連絡先を見る方法

《例:カレンダー》

カレンダーの同期

カレンダーの場合、PCで追加した予定がすぐスマートフォンのアプリでも更新されて「最新のカレンダー」を確認することができます。

以前はスケジュールを書き込むときに複数のカレンダーそれぞれに同じ内容のスケジュールを書き込んではいませんでしたか?

でも同期をしておけば、どちらか一方に予定を追加すれば両方に予定を書き込んだことになります。便利ですよね。

これらのデータはサーバからダウンロードされて各種アプリに書き込まれます。なのでアプリを起動してすぐ確認することができるのです。

またブラウザでウェブサイトを見るように一時的に最新のデータを表示する同期もあります(Twitterなど)。どの端末から見ても同じように最新の情報が見れるのはアカウントが同期されているからなのです。

《例:オンラインストレージ》

オンラインストレージ イメージ画像

ファイルなどを同期する「オンラインストレージ」サービスでは「写真」や「動画」「音楽」などを保存する保存領域としても使えます。

本体の保存容量が少ないスマートフォンにとっては嬉しいサービスですよね。

ただし動画などのデータサイズの大きなファイルだと端末へダウンロードをしないと見れない場合もあります。

「同期してるのに何故?」と思うかもしれませんが、この場合ファイル自体はスマートフォン内には無く、サーバ上で管理されているからなのです。この辺りが少しややこしく感じるかもしれませんね。

【自動同期とは?】

スマートフォン 喜ぶ

同期には「手動同期」「自動同期」があります。

情報量の少ないアプリでは自動同期されるものが多いです。連絡先(電話帳)がその例です。

スマホの電話帳に新しく電話番号を追加したとします。自動同期の設定をONにしておけばあとは勝手にサーバー上にある電話帳にも新しい電話番号が加えられます(最新の情報に書き換えてくれる)。

また、Google関連やキャリア関連のアプリなどではアカウントレベルで複数のアプリを管理しながら自動同期する設定があります。

参考アプリを自動同期する方法

自動同期は自動でサーバにバックアップを取っているようなものなのでスマートフォンが故障して動かなくなっても、別の端末から同アカウントでアクセスすることでデータ復旧できるサービスも多いです。これらの機能はスマートフォンの機種変更の際にも役立ちます。

オンラインストレージサービスなどでは自動同期にしておけばスマホ撮影した写真をPCからフェイスブックにUPしたいなんて時に重宝します。

特に旅先で撮った写真など、2度と撮れないようなテーマの写真データは「自動同期」に設定しておくという使い方もあります。

【同期はデータ通信量が増えるので注意】

便利な「同期」というシステム。ただし注意点もあります。

スマートフォンで同期を行う設定にしていると自動で通信を行い情報をアップロードしたり、最新の情報を取得するためにデータのやり取りをします。

そのため、データ通信量が増えるのでモバイルデータ通信量も多くなります。各キャリアのモバイルデータ通信料が安くなるプランや定額制プランに入っておくことを強くおすすめします。また、オンラインストレージにファイルをアップロードする際などはファイルサイズが大きいため「Wi-Fi」を利用してモバイル通信料を抑えたりするのがおすすめです。

さらに情報量が少ないといっても頻繁にしかも様々なアプリがそれぞれ自動更新し続ければ当然データ通信の回数も多くなっていきますし、バッテリーの減りも早くなるでしょう。自動同期は各アプリによって細かく設定できる場合が多いのでアプリの設定の中から同期の項目を見直してみましょう。自動同期する時間の間隔などを設定できたりします。

必要がなければ自動同期を止めて「ファイルを作成したら自分で手動同期をする」という方法もあります。

アプリによって異なりますが、可能な場合は「更新ボタン」や「同期するボタン」をタップしたり、一部メールアプリやTwitterなどでは下方向に引っ張るようにスワイプすると手動で更新できます。

ひと手間かかりますが無駄なデータのやり取りを抑えたいという方にはおすすめですよ。
(*´▽`*)b

《自動同期を OFFにする方法》

自動同期 OFFにする方法

アプリの自動同期をOFFにする方法をご紹介します。

自動同期をOFFにする方法はコチラ

本来であればスマートフォンはアプリなどの自動同期をONにしてあるほうが便利なケースが多いのですが、自動同期をOFFにすることで余計な通信を抑えたりすることができます。

すべてを自動同期をOFFにするのではなく、アプリごとに自動同期のON/OFF設定をするのがおすすめの方法です。

【同期について考えてみる】

スマートフォン 悩む

同期を行う上で考えておかなければならないことがあります。筆者が同期について一番語りたい点でもあります。

それは「同期するデータはサーバ上に保存される」ということです。

簡単に言えば「データを預ける」ということになります。

あなたが同期に使っているアプリやサービスは、どこの国のどんな企業が運営しているかご存知でしょうか?

ほとんどの方が知らないか、名前が有名だから使っているという場合が多いのではないでしょうか。実は筆者もその一人。

同期は便利に使えるシステムなので多くのサービスが導入しています。しかし、本当に重要なファイル、例えば社外秘のデータや名簿など、あなたにとって万が一にも外部に漏らしたくないデータを同期するべきかどうか、一度考えてみることが必要です。

便利だからといって安易に個人情報が含まれたデータを同期することはおすすめできません。同期するファイルやデータは選んでから利用するべきでしょう。

また、同期や自動同期はスマートフォン本体設定や、各アプリ、サービス等で「同期設定」を細かく変更することが可能です。セキュリティ面でも同期設定のチェックをしてみて損はないはずです。

【まとめ】

同期というシステム。おわかりいただけましたでしょうか?

ひとことで言ってしまえば「データが同じになる」ってことなのですけど、ちょっとややこしく感じますよね。

しかし、いくつかのアプリやツールを利用していくうちにだんだんと慣れて、自然に同期を受け入れられるようになるでしょう。実際、SNS等のように知らず知らずのうちに同期を使っているということも少なくありません。

また、難しい話も出てきましたが「同期するデータをきちんと選ぶこと」も大切です。同期は上手に使えばとても便利なシステムですからね。

記事を読んでいただきありがとうございました。あなたのスマホライフの参考になれば幸いです。
(σ・∀・)σ

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この記事を書いた人
shima

当メディアにお越しくださりありがとうございます。管理人の shima(しま)です。
スマホの使い方記事を10年以上書き続けています(※このサイトは2016年から)。筆者自身、苦労してスマホを覚えているため解説する際にちょっとしたコツなども教えることができるかと思います。
難しいスマホ用語も「納得できた!」とスッキリ解決していただけるよう、わかりやすく説明をしていけたらと考えております。

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コメント

  1. 井上 雅彦 より:

    スマホ同期のアプリの入力案内で間違った電話番号(家の番号)を入力しました。
    修正方法を教えて下さい。
    次の画面で「携帯にSMSでメッセージを送りました」と説明ですが、当然読むことは出来ません。入力内容をリセットして再入力したいのですがその方法は?

  2. shima Shima より:

    >井上 雅彦 様
    コメントありがとうございます。

    携帯電話の番号を入力するところで間違えて固定電話の番号(家の電話)を入力してしまったということですね。

    まずは同期の設定を行っている「アプリの名前」を教えてもらえますでしょうか?

    もし、Googleサービスや携帯電話サービス(docomoやauやSoftBank)などのシステム的な同期設定の場合、お急ぎでしたら各携帯電話会社のサービスセンターに相談してみるというのもおすすめです(ここでのやり取りには時間がかかるため)。

    また、個人情報を書かれる場合、井上様の安全のためコメントを承認できない場合がありますので予めご了承お願いします。

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