SSIDとはIEEE802.11(無線LANの通信規格)におけるアクセスポイントを識別する名前です。
読み方はエスエスアイディーで、「Service Set Identifier」の略となります。
「サービスセット識別子」とも呼ばれています。
Wi-Fiに繋いでスマートフォンを使うことはあっても、Wi-Fiのことは詳しくないという方も多いでしょう。
そのため「SSID」という言葉が出てくると「なんのこと?」と混乱してしまいます。
呼び方も「SSID」や「アクセスポイント名」など機器によって異なる場合があるのでややこしいですよね。
しかし、皆さんもこのような画面をみたことがあると思います。
これはスマートフォンでWi-Fi接続する際の設定画面です。
アクセスポイントがいくつもあるのがわかります。
画像ではぼかして隠していますが、ここに表示されている英数字の列が「SSID」です。
このようにWi-Fiのアクセスポイントがたくさんある場合、どのアクセスポントに接続するべきか判断できるようにSSIDがあります。
※正確にはアクセスポイントから定期的にSSIDが発信されていて利用者に分かるようになっている
今回は、SSIDと併せてWi-Fi接続に必要なパスワード(暗号化キー)について解説していきます。
スポンサーリンク【SSIDはいつ、どう使うもの?】
アクセスポイントを識別するため…つまり最初に「スマホをWi-Fiに繋ぐときに選ぶのがSSID」になります。
ご自宅でしたらお使いのWi-FiルーターのSSIDを選択します。
初めてWi-Fi接続する際にはSSIDを選んだあとに「パスワード」の入力が必要です。
このパスワードですが機器によっては「暗号化キー」と呼ぶものがあります。
これは接続する際に通信内容を暗号化するためのパスワードなので「暗号化キー」の他に「セキュリティ・キー」等と呼ばれることもあります。
まとめるとWi-Fi接続の際にはアクセスポイントの「SSID」を確認・選択して「パスワード」入力が必要ということになります。
最近は簡単にWi-Fiに接続できる仕組みのWi-Fiルーターもあり便利になりましたが、手動で設定する場合はこういった手順で接続を行います。
※公衆Wi-Fiスポットなどでは利用するためのパスワードが別に必要となる場合があります。
【SSIDとパスワードがわからない場合】
Wi-Fiルーター(無線LANルーター)のSSID、パスワードは機器本体の背面や側面、または底面などに貼られているラベルに記載されています。(※機器により記載されている場所は異なります。)
最新のWi-Fiルーターはけっこう離れていても繋がる(ルーターが近ければ家の外でも繋がることがあります)のでSSIDとパスワードは外部に漏れないようご注意ください。
また、機器によっては自分でSSID、パスワードを変更できるタイプがあります。もちろん変更したSSIDとパスワードは忘れないように。
変更した際には、NFCタグでの接続は出来なくなります(タグの情報は初期状態のデータのため)ので注意しましょう。
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